2025年12月13日、旧東海道の3回目に行ってきました。日中も気温10℃にも満たない予報だったので少し迷いましたが、年内に行ける候補日も少なく『えーい、行ってしまえ』ということに。
最寄りの駅で04:39の始発に乗車、日暮里・新橋で乗り換えて藤沢駅着が07:10。お手洗いの後1キロ弱ほど歩いて、前回のゴール地点へ。今回もそれぞれに特色のある宿場町、また見どころの多い街道でした。
藤沢宿(前回の続き)
前回、見落としていたこのマンホールからスタート。

小栗判官を描いた浮世絵がモチーフ
3日前から『マンホールカード』なるものの配布が始まっていたのは知っていたのですが、今回は残念ながら時間が合わずに断念しました。このマンホール、見つけにくいかもしれませんが、ふじさわ宿交流館の近くにありますので探してみてくださいね。
蒔田本陣跡を少し進むと、『伝 義経首洗井戸』がありました。衣川(奥州市)で自害し、腰越(鎌倉市)で首実検が行われた後に浜に捨てられた義経の首が、潮にのって川をさかのぼり里人に拾われ、この井戸で清められたそうです。

首実検したあとは、捨てちゃうんかーい。
ワイン会社の大きな工場を右手に、藤沢宿を後にします。

メルシャンワイン 藤沢工場
東海道は、茅ケ崎の街に入っていきます。茅ケ崎のマンホールは、やっぱり茅ケ崎らしく、烏帽子岩ですね。

右下の船は必要なのか?
茅ヶ崎から平塚宿に入る少し前、『南湖の左富士』という場所があります。

ちょっとだけ晴れてはきてるんだけどねー
鳥井戸橋あたりからは、通常は右側にしか見えない富士山が、急に曲がった街道によって左側に見えるというビューポイントです。歌川広重も描いているので期待していたのですが、あいにくの天候で、見ることができませんでした。まあもう一回、静岡の吉原宿あたりにも左富士はあるそうなので、そちらに期待したいと思います。
60キロポストを過ぎ小出川を越えると、平塚宿に入って行きます。
平塚宿
平塚はなかなかの賑わいですね。大きな商店街を抜けて行きます。

背の高い商店街
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後ろの焼肉きんぐが気になる
立派な見附跡ですね。復元されたものではあるのですが、こちらも平塚の方の心意気が伝わります。

縄手道
平塚から大磯にかけては、浮世絵が描かれている場所が多く感じたのですが、平塚といえばこの『高麗山』ですよね。急にもっこりな感じが特徴的です。

広重のデフォルメほどではないものの、かなりの『もっこり』。
大磯宿
しばし高麗山を楽しんでいると、いつのまにか大磯町です。平塚宿からは一里あるかないかくらい。

大磯は市ではなく『中郡大磯町』なのね
大磯に入ったことよりも道路標識に『沼津』が出てきたことが感慨深いというか。大磯に入ると、やっと海が近くに来た感じですね。海の香りがし始めます。
大磯宿に入る少し手前、国道1号から右に入ると、化粧坂があります。

化粧坂の一里塚は工事中ですかねw
街道の松はこんな感じ。道幅といい松の覆いかぶさり具合といい、すごく「イイ感じ」でした。


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